小坪漁港
小坪漁港
往時白鷺が遊び「鷺の湾」と愛でられた静かな海辺の港
住所 逗子市小坪地先
行き方 「小坪海岸」バス停徒歩1分
電話 0467-24-3721(小坪漁業協同組合)
駐車場 小坪漁業協同組合前 釣り船乗客駐車料金1台(1日) 普通車430円/マイクロバス1050円/大型バス1570円
沿革 1952年1月12日第1種漁港に指定

小坪坂
小坪坂の階段
イリオス公園
左:小坪坂 中:小坪坂上の階段 右:イリオス公園入口
「逗子ウォーキングハイキングガイド」披露山コース(約5.5㎞ 約1時間半)

JR逗子駅・京急逗子駅からバス→緑ヶ丘入口バス停→光明寺団地→小坪坂姥ヶ谷→住吉城址周辺→正覚寺海前寺小坪寺佛乗院天照大神宮→披露山公園→七曲り→高養寺→不如帰の碑→JR逗子駅・京急逗子駅

画・小坪漁港
風景
わかめ
上:型絵染画「初秋の漁港 ~逗子小坪~」©丸山晶子(全5種のポストカードあり→Shopping)下左:小坪港全景 下右:わかめ干し。3月頃
「漁港の町」と聞くと、どことなく遠い未知の場所というイメージ、しません? しかし、小坪は、東京のど真ん中から電車でわずか一時間ほど。そういえば、テレビの絵画教室の題材にここの港が取り上げられていたことがあったっけ。喧騒の都心からさほど離れてはいないのに、静かに佇む一幅の絵になる漁港の町、それが小坪である。

漁港としての規模はけっして大きくはない。現在漁業共同組合に登録している漁民は、女性数名を含めて、約40名だそうだ。漁船が帰帆後、水揚げされた魚介類は港前の鮮魚店に並び、平日はもとより、土日ともなれば、地獲れの新鮮で安価な魚介類を求めて近郊から多くの人が訪れる。

近海で獲れるのは、アマダイ、アオリイカ、タコ。曳網漁のシラス、伝統的漁法・覗突漁(注:みづきりょう。箱メガネを口にくわえ、手にモリを持ち、足でカジと船外機を操る技術が要求される伝統漁法 )によるサザエ。こういった海の幸を求め、漁船ばかりではなく釣り船が、小坪漁港や小坪マリーナから沖へと出ていく姿もみられる。

魚介類のほかによく知られている、漁港沖に広がる遠浅の磯根で育つ天然ワカメ。加えて近年ではアカモクも注目株だ。酢の物やサラダにして食すだけでなく、「あかもくうどん」「あかもく醤油」からはてはコスメティックまで(→Shopping)。新しく誕生した地元の名産である。

小坪漁港最寄りのバス停は「小坪港」だが、「逗子ウォーキングハイキングガイド」の披露山コースに従って、回り道をしてみるのも面白い。まず、JR逗子駅より亀が岡団地循環バスに乗って緑ケ丘入口停留場で下車。そのまま坂道をどんどん海方向へと素直に下っていけばよいところを、あえてセブンイレブンの角を右折する。道は住宅街へと続くかなり急な坂になっているのだが、その小坪坂の頂上の左手、さらに、一見個人宅の通路のように思える階段を遠慮がちにのぼっていくと、細いくねくねと道が、姥子台(姥ヶ谷)へ、さらには小坪漁港間近に至るのだ。途中、ちょっと怪しい(?)野良猫トリオがすり寄ってくる、ギリシャ風のイリオス公園などもあって、何とも楽しい、小坪らしいルートである。

新鮮な魚介類は鮮魚店だけではなく漁師小屋前でも直売している。食事処は「魚処丸正」「ピッコロヴァーゾ」と漁港まん前に二軒並ぶほか、「ゆうき食堂」「魚佐治」もすぐ近く(→Restaurant&Cafe)。

竜王神社
大漁旗
みかん投げ
左:八大龍王社 中:連なる大漁旗が見事 右:毎年1月2日に行われるみかん投げ

谷亀(市場)
谷亀(市場)
住所 逗子市小坪4-5-1
行き方 小坪港バス停から徒歩3分
電話 0467-25-0769
営業 10:30~17:00 日祝は、10:00~ 水定休
HP
小坪漁港前の屋外市場風鮮魚店。看板は出ていないが買い物客が並んでいることが多いのですぐ分かる。地元の小坪や長井をはじめとする四季折々の魚介類が並び、新鮮な魚介類が安価で手に入ると、遠くから車で足を運ぶ客も。スーパーでしか買い物をしたことがない人はちょっと気遅れしてしまうかもしれないが、いきのいい魚介がこれでもかと並び、威勢のいい声が飛び交う市場ならではの雰囲気も、またよし。頼めば処理もしてくれる。買い物袋、クーラーボックスを持参すると便利。
サザエ
タコ
カンパチ
左:小坪産サザエ 中央:小坪産タコ 右:正月前の売り出し風景